2016年7月25日月曜日

究極のコンサルタントに必要なスキルとは  ~コミュニケーション能力編~

昨日、大谷内社長のお誘いで日本総研出身の方との会食にご一緒させていただきました。お話をしていて特に印象的だったのはコンサルタントのコミュニケーション能力でしたので、少しここで触れてみようと思います。

◆コンサルに必要な、コミュニケーション能力
その1 相手の話していることの“裏”を感じる力
その2 自分をさらけ出す力

・その1 相手の話していることの“裏”を感じる力
コンサルティングにおいて、クライアントと取引を行う際には相手の裏の意思をくみ取る力が必要だそうです。その為には『だまる』ことが大切なんだとか。自分が話したいことを一方的に話すだけでは、取引先からの信頼感は得られないと仰っていました。

・その2 自分をさらけ出す力
クライアントからの信頼を得るためには自分をさらけだす必要があるそうです。自分をさらけだすと嫌われてしまうのではないかと考える人は多いと思いますが、1勝9敗でも良いので本当の意味での信頼関係をクライアントと築くことが重要だそうです。

以上2つがコンサルタントに必要なコミュニケーション能力でした。

コンサルタントってただ頭がいいだけじゃ勤まらない職業ですね。
今まではコンサルタントに対して『実力にモノをいわせる仁義なきカタブツ』というイメージを持っていましたが、コダワリに来てこういった話を伺っているうちに、大分イメージが変わりました。
これまでのインターン活動を通して今は、『コミュ力のある変態が多い』という印象です。むっつりスケベなどこの業界には存在せず、『自分をさらけ出す力』に長けている証拠だと思います。

それでは次回の投稿お楽しみに!

慶應大学3年生 渡邊

2016年7月19日火曜日

こだわりインターン生達の内定先

代表大谷内です。

弊社インターン大学4年生たちの就活も一通り終焉を迎えております。
いい機会なので、弊社インターン生達がどのような業界から内定をもらっているか振り返ってみたいと思います。

メジャーなところだと以下の通りです。
こうしてみると、何気に商社がピックアップされないのが意外です。

  • コンサル会社(Bic4が大半)
  • 投資銀行、外資銀行、都銀
  • 証券会社
  • SI大手
  • リサーチ会社・EC大手
  • 通信大手

世間一般的に志望者が多い業界ですが、誰も行っていない業界は以下の通りです。

  • 人材会社
  • 保険会社



売り手市場で内定も出やすくなっているものですが、皆大したものです。
働きだしてからも確かな成果を出しているようで、将来的に弊社に仕事を持ってきてくれる日を心待ちにしております(笑


コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
代表取締役社長 大谷内

2016年7月11日月曜日

ツラかった企業分析 vol.2

こんにちは、大森です。
つじむりんから丸投げされたので、頑張ってオチのあるブログを書きたいと思います。

つじむりんのブログにあるように、僕たちは子会社を多数持つ某企業の分析をしていました。そこで迷走に迷走を重ね、終わらせるのに2カ月もかかってしまいました。(完璧に仕上げて終わらせたわけではなく、強制的に打ち切りという形でした・・・)

何回レビューをしてもらっても一向に終わる気配もなく、苦悩の日々が続きました。挙句の果てには、某企業の最終面接で、「君は、弊社のことをどのくらい理解しているの?」と言われ、何も答えることができず不採用になる夢まで見るようになり、悪夢にうなされる日々が続きました。

そうこうしているうちに、大谷内さんから厳しくもありがたい言葉をいただきました。「コンサルはアウトプットで評価される世界であり、かけた時間は関係ない。とにかく成果を出さなければいけない。」という内容で、自分自身危機感を感じました。そして、コンサルに必要なマインドとして、「QCD」ということを教えていただきました。

Q…Quality(品質) C…Cost(費用) D…Delivery(納期)

要求されている品質を提供しているか、仕事にかかる費用を把握しコスト低減のため施策が打たれているか、そして、決められた期間内に仕事を終わらすことができるか。この三点はビジネスマンとして、とても大切なマインドであり、今後どんなタスクを課されたとしても意識していきたいと思っています。

最後に、せっかく「QCD」という言葉をいただいたので、僕の現在の悩みを「SOD」という言葉で表し、このブログを締めたいと思います。

S…最近、 O…お腹が D…出てきました

こんなもんで勘弁してもらえないですかね…(震え)


慶應大学3年 大森

2016年7月5日火曜日

ツラかった企業分析 vol.1

どうも、つじむりんです!

グループ会社を多数持つとある企業分析を、大森さんと共同で行いました。
あまりの迷走っぷりになかなか分析が終わらず、2人でやったにも関わらず終わらせるまでに2か月ほどの期間を要しました。
「永遠とこの企業分析が続きそうだ」と思うほどで、入社したい度70点と比較的高評価だったこの会社も、その各会社の規模の大きさに惑わされ、最終的には-50点になるほどでした(涙)

では、なぜ入社したい度-50%まで落ちてしまったのか。企業分析で迷走してしまった要因はいくつもありますが、中でも一番大きな要因となったのは以下です。

分析対象企業の「課題を見つける」という作業において、「課題」と「問題」の定義を混同していた。


  • 「問題」:あるべき姿または目標と現状との間に生じているギャップ。
  • 「課題」:問題の中でも、解決すべき優先順位が高いもの。


本来は、上記のような明確な定義があるのですが、私たちはそれぞれの意味に違いがあることすら知らず、課題も問題もなんか良くないことと漠然と捉えていました。それにより、表面的な細かい問題をやみくもに列挙しては、「これは課題ではない。そもそも、列挙した問題が細かすぎて、本質的な問題が捉えられていない。」と突き返され続けました。
最初のうちは、指摘されている内容を理解することが出来なかったのですが、課題の定義付けが疎かになっていることが作業を迷走させていることに気が付き、課題と問題の意味を明確に理解したことで、徐々に迷走状況から脱することができました。

この企業分析を通じ、言葉の意味を正しく理解し、自分の作業には何を求められているのかを意識する重要性を痛感しました。これまで、「帰国子女だし英語ができるから、少しくらい日本語弱くてもいいや~」と軽く考えていた私も日本語力向上のためのアクションを取り始めました。

オチが無いと大谷内さんに怒られそうですが、オチはvol.2を執筆する大森さんにゆだねます。


つじむりん