丹羽です。
2月から春休みが始まり、大学生活も折り返しの時期になりました。
そんな中、2月19日、中国では春節を祝う7連休がスタートしました。
春節の休みを利用して、大勢の中国人(延べ519万人)が海外に旅行しているようです。
その最中、出勤時に銀座で片手にスーツケース、片手に炊飯器をもつ中国人観光客を見かけました。只でさえ重いスーツケースを抱えなぜ炊飯器と思いましたが、実態を調査してみると日本の炊飯器は中国人観光客に“バカ売れ”しているようです。
なぜ大荷物になる炊飯器を日本でわざわざ買うのでしょうか。気になりませんか?
今回のブログではそんな疑問について僕なりに考察していこうと思います。
2点に分解して考えていきたいと思います。
1. なぜ中国で日本製の炊飯器を買わないのか?
2. なぜ中国人は日本製の炊飯器が欲しいのか?
1.について考えていきます。
まず自分が旅行のときにお土産として買っていくものを考えてみました。数少ない海外旅行の中での話ですが、韓国へいったときは韓国海苔とブラウニーを大量に買ってきました。日本でも買えるものではありますが韓国で買った方が安いんですよね!
なぜ安いのかと言うと、輸入品には輸送費及び関税がかかるからです。実際、中国にも日本製の炊飯器は売っていますが、炊飯器の値段は、3分の1から2分の1くらい違うようです。
また、中国では偽物商品の販売が多いのも事実です。
次に、2.について考えていきます。
日本製の炊飯器が欲しいということは、中国で売られている炊飯器に満足いっていないということが予想されます。現に、中国では主食は米でありながらもやはりおかず中心の食生活です。日本のようにお米が必ず食卓に並ぶというわけではなく、お米にそれほどこだわっていなっかたという背景があり、炊飯器の品質も低いと推測できます。
そのような中、クチコミで、日本の炊飯器で炊いたお米のクオリティに感動し、経済的余裕ができたということもあいまって、Made In Japanの炊飯器が人気を集めているのではないかと思います。
長くなりましたが、
“お米をおいしくたけるメイドインジャパンの炊飯器を確実にかつ、より低価格で購入するため”
というのが僕の出した結論です。
このように街を歩くだけで、考えられることはたくさんあります。
常にアンテナをはって、頭を使い、この腐った脳みそを治していきたいものです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
東京理科大学2年生 丹羽