2015年11月30日月曜日

コダワリインターンをやってみて(伊藤編)

おっさんインターンの伊藤です。

早いもので、インターン生になってから1ヶ月(既に投稿時には2か月たっておりますが)。
期間限定のインターン生活が終わりました。率直な感想を書くので、特にコダワリインターンへの応募を考えている大学生に参考にしてもらえれば、と思います。
ただし、社長たちを筆頭にあまりにも忙しそうで、2015年度のインターン生の受け入れができるのか心配ではあります…


結論からすると、想像通り、コダワリインターンは大変でしたが、得るべきものが大変大きかったです。普段社会人をやっているだけではなかなか得ることができない多くの気づきを得ることができました。コミュニケーションスキルを例にとって、どんな気づきを得られたか、説明したいと思います。


■ コミュニケーションスキルの低さ

昔からコミュニケーションスキルに問題があるのは薄々分かっていました。特に、初めてのお客さんの場合、些細な誤解から不信感が生まれ、トラブルになったこともありました。
コダワリのインターン活動に来て、「コミュニケーションに問題があるのは薄々分かっているが、改善策も考えられない。コンサルティングしてください!」とお願いにあがったようなものです。


■ 問題の根源の理解をさせるための社長のアプローチ

大谷内社長を始め、イケメン溝口さんは、誠実に伊藤の問題点に向き合ってくれました。
都度、何がどうわかっていないか具現的に説明して頂けました。

コンサルタントの仕事は、相手の意図を正確に把握するところから始まります。間違った課題認識のもとに正しい答えを導き出しても何の意味もないからです。この1ヶ月間、コミュニケーションに関し、様々な提言を頂き、「相手の言葉を額面通りに取るのではなく、背景、意図を考える。分からなければ聞く。そして、自分なりに理解し、相手に説明できる言葉に落とす。」ということに行きつきました。まだまだ実践は出来ていませんが、これをただひたすら繰り返すということが大事だと思っています。

単純なことで大学生であるイケメン溝口さんはさも当然のようにやっているものの、社会人経験が長い私でも、これまで気づくことができなかったものです。


■ 最後に

「結局考えてない」「表面的な理解だけじゃん」「それで分かったつもりになっているの?」等々かなり厳しいお言葉も頂戴しました。やはりコンサルタントはその名前の通り、お客様の意思決定をご支援するという立場であり、その意思決定は企業からしてもとても重要なものです。だからこそ、お客様以上にお客様の事を考え、状況を理解し、得意の地頭で回答に導くというプレッシャーのある職業です。そのような職業である以上、一個一個の発言の重要性、回答に至る根拠の適切性等を、お客さま(特に経営者)は徹底的に突っ込んできます。直接コダワリ社のクライアントに対して提言をする機会はありませんでしたが、大谷内社長に様々なことを意見具申し、「だめ~」と言われては持ち帰りタフに考える日々をこなし、非常に良い経験を得ることが出来ました。

「元」早稲田大学生 伊藤

2015年11月23日月曜日

新規事業開発の大変さ 2012年度インターン生のブログ

前回より全二回にてお届けしています。

1. 仕組みが無い中でのスタートアップとその後のメンバ
2. 新規事業開発という不動のテーマ

今回は、2点目の新規事業開発という不動のテーマ。

2代目インターンや3代目インターンの細かいインターン内容は私も分かりませんが、そのインターン生の目指すスキルや、キャリアを基に大谷内さんがそれにマッチした業務をしているという印象です。

初代インターンは、コダワリの事業多角化に伴う新規事業開発を実際に実行フェーズまで行うというものでした。UP or OUTなどの基本的なルールは、他年代のインターンと一緒ですが、この全員で1つの目的を達成するというインターンでした。 皆さま、「新規事業開発」って何か、かっこよくないですか?
私も、当時友人に「インターンで何してんの?」と聞かれた際、
田中ゲイ:「ん?銀座のコンサルベンチャーで新規事業開発的な!!?」
友人:「なにそれ」
田中ゲイ:「まあ、ちょっとビジネス立上げるてきな!!?」
友人:「すご」
田中ゲイ:「そんなことねーよ(´- `)フッ(´ー `)フフッ(´ー+`)キラッ」

こういう会話がすごく楽しみでした。 しかし、この会話の裏にはとてつもない現実がありました。 そして今回このブログでは、「泥臭さ」にフォーカスします。

結論から新規事業開発を一言でいうと、泥臭い業務です。想像を絶する程に泥臭いです。業務の細かい内容などを書いていたらキリがないので、泥臭い集を箇条書きに書いていきます。

・1つの仮説の根拠となるデータを追い求めてはや3日
・仮説にもとづく資料作成にはや3日
・考え込んだ資料も秒殺(何も言い返せない)
・指摘され続けはや3日
・気づいたらオフィスが家になっている
・出店検討地に足を運びレンタルサイクルを使用して足で調査
・007のようなスパイ活動
・1日中、インターネットで競合同行をサーチ
・やったことのないイラストレーターで販促グッズのデザイン作り
・チラシ配り/チラシ折り

<以下、フードハラスメント面>
・次から次へと現れるハッピーターンの処理
・銀座でのおいしいランチでぶくぶく太る

んー、体験してみてください。
実際にやってみてください。
世の中は泥臭いものの塊です。
ただ誰よりも泥臭くいられた人が結果的に最後までやり続けられましたし、この経験は大きすぎるものでした。この経験があったから私は、今堂々と自らの信じる道に邁進しております!!

 そして、これを読んで 「大谷内さんって誰?何者?」と社長を疑問に思ったあなた! 「インターンって何?」ってインターンに興味を持ったあなた!
「コンサルとかまじかっけー」と横文字オタクのあなた!
「え?何?このインターンは俺をどこまで成長させんの?」とゆとりなあなた!

まずは、コダワリHPのお問い合わせなり、Facebookからコンタクトとるなり大谷内さんに頼んでみるといいでしょう。熱いメッセージでも悩みごとでも送ってみるのもありでしょう。 社長業で日々忙しいですから、返事がくるかはわかりません。たくさんの問合せがきすぎて、その責任をとって私が返信していることになっているかもわかりません。田中へのラブレターでも構いません(男性も可)。お待ちしております。


<<あとがき>>
代表大谷内です。 読んで頂いた通り、田中君のブログは他のメンバのブログと大きく違うと思います。そういう意味では、前回の田中君のブログにもある通り、初代メンバは皆、個性の塊でした。 ただ、その個性を潰すのではなく、生かすためにどうするか考えてきたのは私にとっても良い経験でした。

2015年11月16日月曜日

初代インターンメンバのその後 2012年度インターン生のブログ

初代インターン田中です。

前回、私の採用経緯について書きましたが、今回は、初代インターンとその後では何が違うのかについて記載したいと思います。

 1. 仕組みが無い中でのスタートアップとその後のメンバ
 2. 新規事業開発という不動のテーマ。

 この2点を全2回に分けて書こうと思います。
 まず、1点目から触れていきます。

 メンバーは、社長の大谷内さんと、1年生から4年生のインターン生5名でした。
 大谷内さんとインターン生は、干支1周するくらいの歳の差があり、大谷内さんも独立してから数年が経っていたので、ゆとり世代と一緒に仕事をするのは初めてだったと思います。
我々ゆとり世代のマインドセットや業務能力は、まるで未確認生命体に感じたことでしょう。 

そこで最初の1ヶ月は、与えられた課題を基に、コミュニケーションスキルや基本的な業務、社会の知識など、土日も含め、かなり丁寧に育てて頂きました。徹夜をした日々もありました。
大谷内さん自身、インターン生達がどうすれば、不貞腐れず、モチベーションを高く持ったまま各自のスキルを上げるか、かなり悩まれたと思います。

 インターン生の5人も一切キャラの被らない多種多様なメンバーだったこともあり、教育を絡ませたうえでのプロジェクトの遂行はプロジェクトマネージャとして相当難しいものだと思います。


以下、簡単に初代メンバの自由っぷりを記載します。

・迷走させれば世界1。根拠のない間違った仮説で突っ走って提案を瞬殺される私
・調査タスクを任され続け、付いたあだ名がシンクタンクという早大生
・業務中にYoutubeを見始め、かといって18時には、女の子との約束でさっさと帰ってしまう慶応生 ・就活真っ最中という中にも関わらず、インターン活動が面白すぎて、それに没頭する現実逃避マン
・なぜか途中から目的が筆おろしに変わった一年生

こんなメンバーは今なにをしているでしょう
・大手銀行マン
・東大の大学院
・コダワリ初の新卒採用者
・大学3年生(ベンチャーでバリバリ評価され内定受諾済み)
・革命家目指して頑張る私

間違いなく全メンバーが、このインターンを通して現在の活動に繋がっているものがあるでしょう。

さあ、次回は2点目の「新規事業開発という不動のテーマ」の面を見ていきます。こうご期待! 初代

インターン 田中

2015年11月9日月曜日

インターン生の扱い方、インターン生を採用するメリット/デメリット(法人向け)

代表大谷内です。

3年前から長期前提で様々なインターン生に参画してもらっていますが、そこで得たポイントを簡単に触れていきたいと思います。
あくまで企業目線で書いてみました。
大学生にとって直接参考になるものではありませんが、企業側の都合も理解していると、面談も通りやすいのは自明なので、読んでみてください。


1. 目的の明確化

これがはっきりしないと何故やっているのか、参画したインターン生も思いますし、社内からも同様の意見が出てきます。
弊社では、営業前のリサーチや提案支援と言った頭脳型労働力の提供というところですが、業務内容的にここまでコアな領域に入り込んで目的を提言している会社さんは少ないかもしれません。


2. 活動内容の具現化

どのレベルでどこまでやるか次第で取り組み内容は全く異なりますが、インターン生を受入れるコストもバカになりませんので、しかとした計画の下、実施していく必要があります。
詳細は割愛します。


3. 採用手段

集客に関しては、B2B向けの紹介・広告会社が多々あります。なんか最近増えてますね。
弊社にもよく営業が来ます。

人材系は参入障壁も低いので増える一方です。

登録大学生の大学別で、この大学ならこの媒体が強い等ありますので、そこら辺を上手く使って集めるのが一番良いと思います。

4. メリット/デメリット

採用直結で考えた場合、当然のことながら内定後のミスマッチを防ぐことができます。大学生のみならず、中途採用者で行ったケースもあり、弊社でも実績をあげております。

採用非直結で考えた場合、学生内のブランディングや労働力を伴う作業の補填というところがあります。但し、後者はどこまでやってもらうか難しいところですし、単純作業ばかり与えても、インターン生の為にもなりません。

また、社員が若い人材と接して帰属意識が強まったり、和気あいあいとした雰囲気も勝手に生まれてきます。弊社もやるまでこのようなメリットは考えておりませんでしたが、意外に大きいものです。

デメリットは、コストはもちろんの事、大学生なので責任感は乏しく、いきなり来なくなるケース等もあります。

メリット・デメリット共に主たるものを書きましたが、他にも多々あり、奥の深い領域です。


5. 扱い方

これが一番難しいのですが、書き出すとキリが無いので、割愛します。
スキル的には一般の新卒と変わらないのも事実ですが、学業やバイトもある為、うまくバランスを取らせてインターン生の満足度も上げ、自社にメリットを落とし込むというのはかなり難しいです。
とりあえず、巷で流行っているので、うちの会社もやりはじめてみたというケースに於いて、はじめては見たものの、メリットが分からずに受入をやめる会社さんが多いのも事実です。


かなりノウハウやポイントがあり、弊社としても「入社前に戦力化するインターン導入支援」と題して、ご相談にのっていますので、導入検討をされている企業様はお気軽に連絡下さい。


代表取締役社長 大谷内

2015年11月5日木曜日

おっさんインターン伊藤の強み

こんにちは、
おっさんインターン(38)の伊藤です。

期間限定のコダワリインターンも終盤戦(既に本ブログ公開時にはインターン活動完了しておりますが)。
大谷内社長からお題が出されました。

「自分の強みについてブログを書いて~」


■ まず、お題の意図を考えてみた

意外なお題で、一瞬頭の中に「???」が飛び交ったものの、大谷内社長が何も考えずに、仕事を振ることはありません。背景や意図を考えずに作業に着手し、何回も怒られてきた反省を活かし、まずは、意図を考えてみました。

コンサルタントは地頭がよく、センスがよい人が多いです。
短期間で、役員クラスを唸らせるような成果を求められる、それを達成するために尽力します。

そんなコンサルタントを目指す大学生が集うコダワリインターンですが、案外と、自分の適性は分からないもの。もしかしたら、他の職業に向いているかもしれない。なので、コンサルタントという職業に囚われず、一度フラットに自分の職業適性を考える機会を用意してくれてます。

そして、職業適性を見極めるには、自分の強みを知らねばならない、ということだと結論付けました。


■ つぎに、強みを抽出してみた

自分がこれだけは誇れるという強みを3点抽出してみました。

1. 真摯
目先の損得を考えれば、完全に損であったとしても、恩義や義理を大切にします。カネでウハウハな一生安泰な生活を保障されたとしても、恩人を裏切るような行為には及ばない自負があります。

2. 諦めずにやり抜く姿勢がある(=粘り強い)
最終的な成果の質は別として、最後までやり抜く姿勢がある。

3. 鈍感力
自分では繊細なガラスのハートの持ち主だと思っていましたが、案外とずぶといようです。


■ 抽出した強みによると、伊藤は『営業』向き?

1.真摯」「2.粘り強い」「3.鈍感力」から導き出された職業適性は、なんと、製品営業でした!

自分が営業向きとは想像だにしていなかったので、理由を大谷内社長に確認してみました。
曰く「真摯なのはキャラクターとしてお客さんに気に入られるので大切。売り込みに行っても断られることが多いから、粘り強くて、気にしないのは重要な特性」とのことでした。説得力があり、勉強になります。

これから、就職活動を迎えるにあたり、時間のある今のうちに自分の強みを考え、信頼のおける人に聞いてもらうと良いかもしれません。
自分でも気がつかなかった側面に気付くかもしれませんよ。



「元」早稲田大学生 伊藤