2015年1月26日月曜日

インターンを選ぶポイント vol.1 良いインターンの選び方 【社長執筆】

インターン活動も社会的に認知され、インターン求人も増えてきています。

私の執筆に関しては、実際に色々なインターンを経験してきた大学生達の声をうけて、【インターンを選ぶ際に学生の方々に留意してほしいポイント】を記載していきたいと思います。今回から複数に分けて記載します。

第1回目は、良いインターンの選び方です。
細かく言い出すといっぱいあるのですが、今回は最も重要な2点のみ言及します。


1. インターンの実務内容が実業とマッチしているか

本当にインターンという就業体験を目的とするのであれば、当然のことながら、実業に沿った内容をさせるべきですが、これに即していない会社は相応にあるものです。

何故このようなことが発生するかというと、主なものを言うと(これ以外もあります)、新卒採用等を目的に、大学生を集客したい思惑があるからです。実際コンサルではないのに、コンサルマインド的な問題解決の視点がつくと言って広く募っている企業もあったりします。

もっとも太刀が悪いのが、これで内定まで出してしまう企業で、就業後に「こんなはずじゃなかったのに…」と実業との乖離に愕然とすることになります。これはインターンをやった意味が全くない最悪のケースです。


2. アルバイトではできないことを体験できるか
(=労働集約型のタスクばかりで得るべきものが少なくないか?)

例えばオリジナリティや成長を求められないマニュアル一辺倒の業務の繰り返しを行うケースです。

何故のようなことが発生するかというと、近年のアルバイトの応募率の低さ及び募集費用の肥大化から『インターン』という用語で切り口を替えて応募しているケースです。

しかしながら、学問ばかりやってきた大学生からしたら、マニュアル通りでもそれをやりきるというのも重要で、一概に悪いとは言えません。


上記2点は、企業側のインターンを受入れる根本的な姿勢を示しています。
その内、ブラックインターンという用語も流通するようになってくるとは思いますが、企業側もインターンのフレームワークは探り探りやっているのが実状です。弊社も色々と模索し、試しながら年々良い形でのインターン活動を実施しているつもりです。


就活と同じですが、インターンを希望する大学生は、自分が何を目的としてインターンをするか明確にして取り組んで頂けたらと。
この目的と企業の選び方は次の回で触れたいと思います。


代表取締役社長 大谷内 隆輔