2015年9月10日木曜日

初仕事の「事業計画書の評価」で学んだこと

こんにちは、9月になり、最近、朝晩、涼しくなってきましたね。
おっさんインターン(38歳)の伊藤です。

インターンに参画して、早速、ベンチャー企業の事業計画書を評価するというお仕事を振って頂き、「おおっ、これこそが、ずっとやりたかったコンサルタントの仕事だ!」と、舞い上がりました。

しかし、事業計画書の評価という高等な仕事をやったことがないため、どこがポイントか分からず、迷走が始まります。大谷内社長とイケメン溝口さんからたび重なる駄目出し。
高いのは当人のテンションだけで、伊藤の評価は富士急ハイランドのフジヤマなみに、急降下していきます。挙句には、「これ以上かかるならもうやらなくていい」とも言われます。


そんな大変な状況でしたが、この仕事から学んだことを3つ書いていきます。

1. Wordのお作法

「38歳にもなって何言ってんの?元プログラマでしょ?」と言われそうですが、
Wordでまともに文章を書いたことがありませんでした。
プレゼン資料のように、箇条書き形式で書き進めていた私に、「Wordには文章を書け」と超初歩的なところから指導が入ります。
「いきなり各論に入ると、読むのが大変だから、冒頭に総論をつける」
「段落の頭の空白は、修正が大変だから、全角や半角スペースでなく、Wordインデント機能を使う」と、社会人1年目の新人の様な研修が始まりました…汗


2. 文章を構造化すること

コンサルタントは、想像通り、文章に厳しいものです。今回のご指摘ポイントを、大きく三つに分類してみます。
 ■MECE: 文章は「重複なく、抜け漏れなく」書くべし!
 ■順番: 重要度や抽象度の高い項目から低い項目へと、並べるべし!
 ■総論と各論の紐づき: 総論のどこ部分が、各論のどの部分と紐づいているか明確に意識すべし!


3. 読み手の立場に立って考えること

「読んでくれる人は分かってくれるだろう」と、頭の片隅で思っているのか、論理の運び方が雑で、「なんでいきなり○○の話になるの!?」とのツッコミが入りまくりました。 文章を書く時は、誰に見せるかを意識することが大切、と言うことを学びました。



Wordのお作法を知らないのは論外としても、本でしか読んだことのないような「文章の構造化」「読み手の立場に立って考える」ことをOJTで指導してもらえるのは、本当にありがたいです。


しかしながら、この仕事の品質と遅さだと、自分の首は9月中旬ぐらいに吹き飛びそうです。毎日楽しいので、コダワリインターンの鉄則、up or outで弾かれないよう頑張ります。


「元」早稲田大学生 伊藤