2016年9月19日月曜日

理不尽を楽しめ【代表執筆】

代表大谷内です。
ちょいちょいインターン生や大学生に言っている言葉があります。

「理不尽を楽しめ(戦え)」

日本がモノに溢れ、教育を筆頭に画一的な制度を作るのが好きなので、決まり通りにいかないケースにおいて、相手や会社を批判して問題解決のつもりで満足しており、こちらからするとただの転嫁にしか見えません。


◆ 制度化した会社が良いのか否か

本当に決まりきった制度の下で、決まりきった仕事を定常的に行いたいのなら、そういった企業に行けばいいと思います。おそらく大企業だとそんな感じなのかなと思うかもしれませんが、実際は大企業であっても部門やチームによってやり方は様々なので、そんな定常的なことだけやればいい状況はありません。
そうなった時に、ギャップを感じ、思ってた通りと違う、就活で言ってたことと違うと言うロジックを展開すると、それは安直な回答に過ぎません。


◆ 世の中そんなもん

>思ってた通りと違う、就活で言ってたことと違う
私に言わせると、こんなのは当たり前です。世の中そんなもんです。
人それぞれ感じることも違く、あなたを最優先にしてビジネスが周っているわけではありません。
そのような状況下で、何が最適か、自分が何をすべきか考えていくのが仕事です。
明確な教科書はなく、人事評価も決まりきったテストで決まるものではありません。


◆ とかくコンサルは理不尽と対峙する存在

何も決まってない状況下で、何をどうするか、また周りの環境やクライアントの風土等を考えたうえで、最適な制度や課題に対する解決策を提言・実行する存在がコンサルです。
解決すべき課題も、様々な要素が絡み合い複雑で、解決策も簡単に行くかというと障害の連続で、解決まで難航します。だからこそクライアントは高いお金を払ってでもコンサルに仕事を頼むわけでして。


長くなりましたが、このような状況やストレスが掛かる環境を楽しめないと、コンサルとしては一流になれません。フィジカルのタフネスさのみならず、シンキングタフネス・メンタルタフネスが問われる職業ですので、単にいろんな業界見れるし、給料高いし、聞こえかっこいいからという安直な理由は志望動機では不適切だったりします。

コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
代表取締役社長 大谷内 隆輔