2016年12月19日月曜日

アクセンチュアのインターンに行ってみた

こんにちは、渡邉(弟)です。

先日、和魂偉才塾というアクセンチュアの3daysインターンシップに参加してきました。今回はその感想について書きたいと思います。

外資系企業のインターンなので、その内容のほとんどはグループワークです。最終日に、ディレクターの方をクライアント企業の役員に見立て、収益向上プランをプレゼンするものでした。
結果的にチーム優勝出来良い思い出として終わりましたが、ワーク中はなかなか思うように進まず、悪夢の三日間だったと記憶しています。では、一日ずつ振り返っていきます。

■ インターン初日
グループワークの進め方などに関する簡単な講義が半日で、夕方以降は実際のワークでした。振り返るとこの日、各メンバーの班内でのポジションがおおまかに決まったと思います。私の班のメンバーは切れ者ぞろいで、コンサルの短期インターンに参加するのが初めてだった私に残っていたポジションは、“議論の賑やかし役”でした。このまま役立たず認定されてしまうのでは、と焦りを覚えながら帰宅した覚えがあります。

■ インターン二日目
完全に議論のファシリテート役を“東大院生”や“ガチコンサル志望女性”に取られていた私は、なんとかして自身のプレゼンスを高めるべく、チームに貢献するために苦心しました。私がバリューを発揮できたと感じているのは以下の三点です・・・。


  1. ブレストの段階で、突拍子もないアイデアを出し続ける(「現実的じゃなくない?」と“ガチコンサル女性”に幾度となく睨まれる)
  2. 途中段階までのレビューにてプレゼン(ロジックが甘いところを勢いで誤魔化そうとするも、誤魔化しきれず突っ込まれ、無言に)
  3. 優秀な班員達にコーヒーのおかわりを提供し続ける(会場にあるサーバーで飲み放題)


チーム内で全員が仕事をすることの難しさを実感しました。6人もいると正直、“いなくてもなんとかなる”人が出てきてしまいます。コンサルタントの世界の厳しさをしみじみ実感しながらの帰宅となりました。

■ インターン三日目
無理やり議論を収束させ、必死のパワポ作りに突入。なんとか期限までにパワポをまとめきることが出来たのは、まさにきちんと役割分担が出来ていたおかげでした。それまでおとなしかった“フェルミ推定マスター君”も、ここにきてついにバリューを発揮していました。
プレゼンも役割分担通り行われ、無事終了したのですが、質疑応答では「御社の導入実績は?」という厳しい指摘が。私は「すみません、そこまでは調べていないです。」と一言だけ返して終了。惨憺たる結果です。

それでもチーム優勝できた理由は主に、アイデア自体がよかった、役割分担が出来ていたという2点でした。アイデアは私の出したものだったので、社員さんにも褒めていただき、正直に嬉しかったです。
一方私個人としては、議論への貢献度を鑑み、反省点が多く残りました。貢献度が低くなってしまった原因に、コミュニケーション能力の低さが挙げられます。私が思い付きで話し、言いたいことが全員に共有されずに話し合いが混乱するという場面があったからです。話したいことを自分の中でまとめてから、積極的に前に出て議論をリードしようとする姿勢が必要だったと感じています。


そこで、夜の懇親会ではコミュ力を発揮するべく、多くの学生と話をしようと心がけました。しかし、優勝したチームが調子に乗りやがって・・・という反感を買ってしまい、私は足早に会場を後にしたのでした・・・

慶應大学3年生 渡邊(弟)