2017年3月13日月曜日

マネーロンダリングについて

インターンの渡邉(弟)です。

今回はマネーロンダリング, Money Laundering(資金洗浄)について、書いていきたいと思います。ものの一時間で理解して書けと言われたブログでして、ブログ執筆に慣れてきたら、この手の短時間で理解して表現するトレーニングを割り振られるとのことで、てんてこ舞いでした。

マネーロンダリングとは、対外的に公にできない資金を、正当な手段で得たお金と見せかけることです。たとえば、脱税、粉飾決算、麻薬取引などで得られた収益金が該当します。捜査機関による差し押さえや摘発を逃れ、課税をも逃れたりして、自由に使えるお金となります。

その手法はたくさんあるようなのですが、マネーロンダリングの仕組み自体は、大きく3つの段階に分けることが出来ます。主として国内でやるものではなく、海外の会社や様々な期間を使っておこなれるものです。

1. プレースメント
これは不法行為によって得られた資金を、小口の既存の口座に分割する行為です。大金を一気に動かしてしまうと怪しい動きとして検知されてしまうため、小口に分割して動かします。
2. レイヤリング
小口に分割した資金を、複数の金融商品の売買に潜り込ませる行為です。銀行間で何度も送金する簡単なものから、不動産や貴金属などの売買を重ねるものまであります。
3. インテグレーション
出処を隠蔽した資金を統合し、合法的手段で獲得した資金として見せる行為です。この1~3の一連の仕組みによってマネーロンダリングが行われています

もちろんこれらの行為は法律で禁止されていますが、いたちごっこなのも事実です。
上記の仕組みによって取り組む手段も多種多様で、資産家向けのブラックなマネジメント会社等は、法律にもたけており、あらゆる手段を用います。

資金洗浄と言われ、私は当初、鎌倉のとある神社で金運アップのためにやる願掛けを思い浮かべていたのですが、調べてみたら願掛けではなく、本当にお金を増やす行為でした。

以上、就活が辛すぎて学歴をロンダリングしたいLaunderingしたい渡邉がお送りしました。


慶應大学3年生 渡邉ジュニア