こんにちは。一橋大学の堀口です。
就活を始めると、『コンサルティング』という職種をよく耳にすると思いますが、実際にどういう職種か知っている大学生は少ないと思います。そこで、今回あまり知らない方のためにコンサルティングという職種はどういうものかを説明したいと思います。
コンサルティングは、「企業のお医者さん」といわれることが多いですが、その名の通り、クライアントが解決できない経営課題を解決する職種のことをいいます。解決だけではなく発見もお仕事です。
自身の専門知識を活用して、客観的に現状業務を観察して現象を認識し、原因を分析し、対策案を示して、企業の発展を助ける業務を行います。
コンサルティングの具体的な仕事内容に関しては、クライアントによって、大きく変わってくるので一概に説明することが出来ません。そこで今回は、他業種とは一風異なる、コンサルティングファームの特徴について説明したいと思います。
・実力主義
日本の伝統的な雇用体系である年功序列という概念ではなく、自分のパフォーマンスによって評価され、それに応じて給与も変わってくる。
・Up or Out
昇進しなければ去るという考えで、同じ役位に居続けることはできない。
・ポジティブな退職
ファームでは、退職を新しいステップアップのための第一歩と捉えており、退職というよりは“卒業”というイメージである。ファームの中には、退職した人が復職できるような制度があるものもある。
・激務に伴う充実さ
ファームで過ごす1年は、事業会社の3,4年に匹敵するといわれている。肉体的にも、精神的にもきつい業種であるが、様々な経験をすることができ、成長スピードが見違えるほど違う。
こういった特徴が、コンサルファームでの慣習であり、事業会社とは大きく異なる点であるといえます。