2015年6月15日月曜日

広報って何だろう?

お久しぶりです。
皆さんお待ちかね宮崎のブログです。

今回は「広報とは何ぞや?」ということについて書いていきたいと思います。

■ 広報とは?

企業が、例えば業務内容や商品に関することなどを広く一般の人に知ってもらうための活動のことを指します。企業広報の活動としては、メディア広報(テレビニュース等)、投資家向け広報(株主総会等)、社内広報(社内報等)、CSR広報(環境活動等)などがあります。大きなものは前二つなのですが、今回は花形たるメディア広報について触れていきたいと思います。


■ メディア広報の具体例

ポッキーを作っている江崎グリコ株式会社は、11月11日をポッキーの日と称して毎年イベントを開催しています。そこでポッキーの形をしたロケットを打ち上げ、その様子がツイッターや多くの情報番組でニュースとして取り上げられました。結果的にこのイベントを通して、ポッキーという江崎グリコの商品が広く認知されることになります。
このように、とあるアクションを通じて、メディアに取材され、ポッキーという商品を多くの人に知ってもらうことが広報活動の一つと言えます。


■ メディア(マーケティング)広報と広告の違い

ここまで読んで頂いてCMとは違うのかと思う方もいらっしゃると思います。CMは広報ではなく、広告として分類されます。広告と広報は大きく異なるので、ここでは両者の違いを簡単にまとめたいと思います。

広告:
テレビCMや新聞、雑誌が一般的。
インターネットのウェブバナー等の広告も存在する。
いずれも広告枠を買って掲載する点が特徴。
効果として、広告を打つ場所を企業自身で決められ、特定のターゲットに的を絞ることができる点が挙げられる。

広報:
テレビ番組や新聞、雑誌に記事(ニュース、ネタ)として取り上げてもらうのが一般的。ウェブでは、ヤフーニュース等に掲載されるとのも広報の例となる。広告と違って基本的には枠を買うというものではなく、掲載自体に費用が掛かるものではない。
効果として、営業色が無い形で、広く一般の人に認知してもらえる点が挙げられる。


■ 結論

お察しの通り、メディア広報は、メディアが食いつくようなネタ作り・イベント開催をすることがポイントです。

コダワリでも広報活動をしようということで、私はメディアなどに取り上げてもらえるような”ネタ”づくりに挑戦しました。

そして、私は考えた”ネタ”を提案しましたが、誰一人として反応してくれることはありませんでした…私のスベリ芸の本領が発揮されたのだと思います。

ネタを考える上では、ある種のクリエイティブさが必要なのは間違いありません。
クリエイティブさに自信があった私でさえ、広報の”ネタ”を作ることが出来ず、苦い思いをしました。

今は、ニュースを見るにせよ、企業のどのような活動が取り上げられているかに着目しています。そういった事例から学び、そして視野を広げ、今度こそ私のクリエイティブさを発揮し、メディアに取り上げられるような広報活動を提案していきたいと思います。

青山学院大学4年生 宮崎