こんにちは、コダワリインターン生の丹羽です。
梅雨の時期で、ジメジメとした日が続いていますね(泣)
早く梅雨明けてくれることを願っております。
前回、銀座で炊飯器を持つ中国人というブログを書きましたが、今回はその延長線上となります。出退勤時に何台もの大型バスが銀座の大通りに並び、中国人観光客が降りてくる光景を目にします。しかも、最近は益々増えており、日本人を見つけるのが難しいくらいです。
「何故こんなにも多くの人が来るのか、考えてみよう」となったのですが、大型バスで来ているというのは周知の事実なので、「なぜツアーに銀座が組み込まれているのか」を考えてみました。
まず自分なりに仮説をたて、検討したのですが、完全に行き詰ってしまいました。そんな中、大谷内社長に「そもそも視点が狭いし、現状把握が足りない。すぐ近くなのだから一時間ぐらいブラブラして、何ならヒアリングしてこい。」と言われました。まるで初めての御遣いならぬ冒険に行く気分で、おっかなびっくりでしたが、行ってみることにしました。
銀座の中央通や並木通りを徘徊し、シャネルやルイヴィトンやユニクロのお店の方々、中国人観光客のバスの運転手の方にインタビューしました(怒られやしないか、緊張しました)。
・ 仮説1 (インタビュー前)
高級ブランド品を購入し、自分のブランディングを行うため
→ これは、大谷内社長にツアーは基本的にアウトレット(御殿場や酒々井等)も組み込まれており、これに基づくと完全にではないものの矛盾するよねと否定されています。
・ 仮説2 (インタビュー前)
銀座と言う街で高級ブランド品を買ったというステータスを得るため
■ ヒアリングで分かったこと
1. 有名ブランドショップで買い物する人もいれば、ユニクロ、ラオックス、ドンキホーテなどの免税店などで買い物をする人もいる、つまり客層による
2. 銀座だけでなく、ディズニーや奈良・大阪などにもその観光バスで行く、つまりツアーを通して日本各地を訪れる
■ 結論
これまでの話を纏めると、銀座という街に訪れ(観光)、そこで何かを買ったという購買意欲を満たすということで終着しました。もちろん仮説2の様な富裕層もいます。日本人が海外ツアー、例えばパリに行ってブランドものじゃなくても何か買うというのと同じようです。但し、中国の方々は購買意欲が強いので、買う品が多く、それがそれで目立つということです。みんながみんなブランド品を買いあさるわけでもありません。
■ 最後に
実はこの結果から驚いたことがあります。
もともと、中国人の富裕層が日本に旅行に来ていると思っていたのですが、平均レベルの所得層でも日本を訪れていること。それだけ豊かな国になってきているのでしょうか。成長が著しい中国はより所得レベルが高まっていくと見られているので、より日本に訪れる中国人観光客が増加していくと思われます。ビジネスチャンスも大いにあるのではないのでしょうか。
来週は、そういった中国人観光客へのビジネスを考えていきたいと思います!
東京理科大学3年生 丹羽