2015年7月13日月曜日

簿記ではやらない予算シミュレーションの苦悩 v2(全2回)

こんにちは。溝口です。
前回に引き続き、予算シミュレーションについて書いていきます。
概要と感想についてはすでに書いたので、今回は、予算シミュレーションの反省点について書いていこうと思います。


まず、1つ目の反省点は、予算の科目について知識が全くなかったことです。簿記の知識があれば、少しは作業に取りかかりやすくなったかもしれないですが、自分にはその知識も皆無でした。経費の各科目を検討していく度に、「シハライテスウリョウって何?」、「ホウテイフクリヒって美味しいの?」となってしまい、その定義を調べて理解するのにかなりの時間がかかってしまいました。
  
2つ目の反省点は、推定能力が著しく欠けていたことです。それが顕著に現れてしまったのが、売上を算出する時です。講習の受講者数を推測しようとしたのですが、うまく仮説が立てられなかったり、最終結果にほとんど影響しないような末端の数値の正確さにこだわってしまったりと全く前進しませんでした(講習の売上予測を出すだけで2週間を費やしました(泣))。外資系コンサルの採用によく用いられるフェルミ推定と似たようなシチュエーションだったのですが、もしこれが採用試験だったら間違いなくお祈りメールが送られてきていたと思います。


上記2つの反省点に関して、自分はオフィスの関連書籍を万引きしては読み漁るという解決策を講じましたが、本を読むのと、その中身を理解して実践できるのはまた別の話で…
結局、課題を完全に克服できていないのは事実です。オフィスから万引きした本をしっかり読んで自分のものにしていきたいと思います。きっと大谷内社長も万引きされたけどしょうがないかと思ってくれるはずです。



足りないものに気付けたという意味で、非常に役に立った予算シミュレーションでした。

明治大学3年生 溝口