2015年11月9日月曜日

インターン生の扱い方、インターン生を採用するメリット/デメリット(法人向け)

代表大谷内です。

3年前から長期前提で様々なインターン生に参画してもらっていますが、そこで得たポイントを簡単に触れていきたいと思います。
あくまで企業目線で書いてみました。
大学生にとって直接参考になるものではありませんが、企業側の都合も理解していると、面談も通りやすいのは自明なので、読んでみてください。


1. 目的の明確化

これがはっきりしないと何故やっているのか、参画したインターン生も思いますし、社内からも同様の意見が出てきます。
弊社では、営業前のリサーチや提案支援と言った頭脳型労働力の提供というところですが、業務内容的にここまでコアな領域に入り込んで目的を提言している会社さんは少ないかもしれません。


2. 活動内容の具現化

どのレベルでどこまでやるか次第で取り組み内容は全く異なりますが、インターン生を受入れるコストもバカになりませんので、しかとした計画の下、実施していく必要があります。
詳細は割愛します。


3. 採用手段

集客に関しては、B2B向けの紹介・広告会社が多々あります。なんか最近増えてますね。
弊社にもよく営業が来ます。

人材系は参入障壁も低いので増える一方です。

登録大学生の大学別で、この大学ならこの媒体が強い等ありますので、そこら辺を上手く使って集めるのが一番良いと思います。

4. メリット/デメリット

採用直結で考えた場合、当然のことながら内定後のミスマッチを防ぐことができます。大学生のみならず、中途採用者で行ったケースもあり、弊社でも実績をあげております。

採用非直結で考えた場合、学生内のブランディングや労働力を伴う作業の補填というところがあります。但し、後者はどこまでやってもらうか難しいところですし、単純作業ばかり与えても、インターン生の為にもなりません。

また、社員が若い人材と接して帰属意識が強まったり、和気あいあいとした雰囲気も勝手に生まれてきます。弊社もやるまでこのようなメリットは考えておりませんでしたが、意外に大きいものです。

デメリットは、コストはもちろんの事、大学生なので責任感は乏しく、いきなり来なくなるケース等もあります。

メリット・デメリット共に主たるものを書きましたが、他にも多々あり、奥の深い領域です。


5. 扱い方

これが一番難しいのですが、書き出すとキリが無いので、割愛します。
スキル的には一般の新卒と変わらないのも事実ですが、学業やバイトもある為、うまくバランスを取らせてインターン生の満足度も上げ、自社にメリットを落とし込むというのはかなり難しいです。
とりあえず、巷で流行っているので、うちの会社もやりはじめてみたというケースに於いて、はじめては見たものの、メリットが分からずに受入をやめる会社さんが多いのも事実です。


かなりノウハウやポイントがあり、弊社としても「入社前に戦力化するインターン導入支援」と題して、ご相談にのっていますので、導入検討をされている企業様はお気軽に連絡下さい。


代表取締役社長 大谷内