「UFO読んどいて~」
インターン生に良くこの指示を出します。
UFOを知らないインターン生は何のこっちゃとテンパります。
そのテンパり具合も中々なものです。
一人に限っては、タクシー呼ぶ感覚で、UFOを呼んで欲しいと思ったようで、「どうやって呼んだらいいですか?」とボケてきました。そんなインターン生も卒業し、今やコンサルファームで大活躍です。
さて、肝心のUFOが何かと申しますと、「有価証券報告書」の略(有報)です。
金商法で定めれらており、上場会社にはこれらの作成・開示義務があります。
どんなことが書いてあるかは割愛しますが(ググれ)、企業の体制やお金はもちろんのこと、事業運営上の課題や今後のリスクについて言及されています。
参考までに、トヨタ自動車さんの有報をリンクしておきます。
全184ページと言う大作ですが、頑張ってください。
https://www.toyota.co.jp/jpn/investors/library/negotiable/2016_3/
弊社も営業やコンサル活動するうえで、必ず目を通す資料です。
企業の実態や生データが入っているので、お宝モノです。
大学生にとってこれを役立ててほしいのは、隅々まで読んでほしいわけでは無く、これを読むことで、企業の実態が分かります。雰囲気はさすがにわかりませんが、実際の業務や課題を掌握できます。当然採用ページや自社ページには都合の良いことが書いてあることが常で、有報を読むことでより具体的な実態がつかめます。
是非一度気になっている企業に関しては、目を通してください。
(外資系企業やベンチャーにはありませんので、ご注意を。)
コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
代表取締役社長 大谷内 隆輔