2015年5月25日月曜日

ビジネスモデルキャンバスのフレームワークを大学生に無茶ぶりしてみた【社長執筆】

代表大谷内です。
コンサルタントは必要に応じて事象の整理・展開時にフレームワークを用います。
ご存知のMECEとかPPM分析とかもその一つです。

難しいフレームワークも多々あるのですが、自由な発想の下、気軽にできるものも多数あり、今回はビジネスモデル・キャンバスについて触れてみます。

同フレームワークは、成熟したビジネスの次の展開(サービスの拡張・サービスの転換)を考えるとき等に有用です。
例えば、クライアントで用いる場合は、企画の方のみならず現場の方も巻き込んで、自由な雰囲気の下進めていきます。



同フレームワークは9つの要素で分類され、それぞれ纏めていく形となりますが、詳しいやり方はgoogle先生で調べてみてください。
  • キーパートナー(カギとなる協力者は?)
  • キーアクティビティ(貴方ならではの大事な仕事や取り組みは?)
  • キーリソース(どんな人で、どんなリソースがあるか?)
  • 与える価値(どう役に立ちたいか?どうためになりたいか?)
  • 顧客との関係(どう関わり、どう接するか?)
  • チャネル(どう知らせるか?)
  • 顧客(誰の役に立ちたいか?誰のためになりたいか?)
  • コスト(何を費やすか?)
  • 報酬(何を手に入れるか?)

さて、ようやく本題に移行しますが、このフレームワークはビジネスのみならず、個人にも有用です。例えば、営業が車を販売しており、キャリアが行き詰ったり悩んだ際に有用です。

やり方は以下の通りです。
まず今の自分で9つの要素を埋めて行き、次のキャリアとして店長を考えたとき、店長としての要素を埋めて行きます。そうすると必然的に、店長になるのに足りないものが何か見えてきます。
店長になる事例で書きましたが、何も店長ではなく、今の自分を分析したうえで、極端な話、すし屋の職人が次のキャリアとして導き出されることもあります。
お気づきの方はお気づきだと思いますが、コーチングのツールの一つともなるわけですし、今の仕事のモチベーションの再発見になったりもします。


さて、そんなキャリア形成のフレームワークですが、大学4年生の宮崎君にもやってみました。
結果、想定はしてましたが、悲惨でした(宮崎君が悪いわけではないです)。
やはり大学生ではキャリアと経験が全く無く、軸となる現在を明確に書けないので、そこから次のなりたい何かを抽出することも出来ませんし、無理やり前提としてなりたいものを定義しても、仕事を知らな過ぎては、埋めようがありません。

というわけで、このフレームワークを大学生に適合させるのは無茶なお話しでした。
将来的には、こだわり流の大学生向けの自己分析フレームワークを作れれば一番よいと考えています。

以上です。

コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
代表取締役社長 大谷内 隆輔

2015年5月18日月曜日

ガールズバーでの売上貢献及び、コダワリ社の経費増について

こんにちは。宮崎です。

コダワリ社のコンサルティング案件に参画して頂いているフリーのコンサルタントの方と、大谷内社長を交え3人でガールズバーに行く機会がありましたので、今回それについて書きたいと思います。

しがない男子大学生にとって人生初めてのガールズバーでしたので、お店に行く前からテンションはアゲアゲでした!
当然のことながら、そんなテンションなので問題を起こすのは自明で…
社会人であれば目上の方々に気配りをし、その場を盛り上げることを考えるでしょうが、そのような考えには至らず、ただただお店の女の子を「お持ち帰り」することしか考えていませんでした(※ガールズバーは、そのようなお店ではございませんし、結果が出なかったことは言うまでもありません)。

そもそもの仕組みがわかって無かったのですが、こういった夜のお店の女の子の飲み物はお客が支払うものです。それを知らなかった私は、ガンガン女の子に飲め飲め言い、お飲みいただいておりました。また、私自身もメニューに書いてある高いお酒を上から順に頼んでおりました。
当然のことながらお会計はすごい金額になっていたようで…
まさしくタイトル通り、ガールズバーの売り上げに貢献し、コダワリ社の経費は増大したわけです。そんな事実を知らない私は、翌日大谷内社長に怒られます…事実を知った私は、無知の知を振りかざすわけにもいかず、只々謝罪をするしかありません。


使ってしまったお金分は、宮崎のお掃除という労働対価で会社に還元することとなりました。お掃除と言われると安易に聞こえますが、会社側が求めるお掃除のクオリティはダスキンもびっくりの水準でした(例:ルンバの分解整備・清掃及び充電不良に対する問題解決)。コンサルティングだけでなく、お掃除にもハイクオリティなこだわりを求める厳しい会社だと身に染みて実感しました。


学生の皆さま方も、お酒の席の失態を犯さぬようお気を付け下さい。
私は懲りたので、しばらく夜の店に行かないことを心に誓いました><

青山学院大学4年生 宮崎

2015年5月13日水曜日

2016年度新卒採用の混乱【社長執筆】

大学4年生の皆さんの就活状況は如何でしょうか?
とりわけ、今年は選考期間のずれ込みがあったため、混乱しているのではないでしょうか。
学生のみならず、企業側も混乱しているのは事実です。
その現象と原因について触れてみます。ただ、就活生に訴えかけたいことは非常に単純ですので、そこだけでも読んで頂けたらと。


■ 現象

現時点で内定を出す企業(大企業(経団連所属企業含む)も)が増えている。
また、当該内定の入社承諾期間が早い段階で設けられている。
(本来であれば、8月以降の選考で10月以降の内定という倫理憲章)


■ 原因

特に2016年度新卒に絡む要因として以下のものがあげられます。
・先延ばししたことにより、外資系や中小企業を中心とした採用期間が長期化し、そこをターゲットに動いた大学生は内定を取り、その周りの大手志望の友人は強い不安を抱く。
・先延ばししたとはいえ、従前の風潮が企業・学校ともに残っているので、その感覚が学生にも伝わり学生も不安
・結局文系の大学4年生は暇なので、4月から説明会をやれば当然人が来て、選考しちゃおうと言う話が企業内で出てくる(周りの企業もやっているので、どの企業もやり始めてしまう。)
・景気も良く、若くて良い新卒を取りたい


■ 就活生に心がけてほしいこと

総じて、このタイミングで後に後悔するような選択をしてほしくないという想いが強いです。2015年度新卒生以前と比較し、先行して内定が出ているボリュームが大となる以上、以下の点が懸念されます。
1.就活はとても大変なので、もうめんどくさいからいいやーと妥協して入社を決めてしまう。(名が知れているからと言う理由が一番危険)
2.本来適性が高かったであろう会社に出会わぬまま入社を決めてしまう。
3.気になる企業があるものの、選考が大分先、また内定が出た企業には今応えなければダメなため、入社を決める。

一概にこれらの判断は難しいです。2と3は加減の問題で判断もつけられると思うのですが、1に関しては、後からこんなはずじゃなかったと後悔し欲しくは無いので、明確な決定軸を自分自身で持った上で判断して下さい。(この判断は難しいとは思いますが、同級生ではなく、先輩や社会人の友人やお父様等に相談してみるのも良いかと思います。)


【おまけ】

新卒の採用活動開始期間に関しては倫理憲章がありますが、そもそもこの倫理って誰がどう決めているのでしょうか?そもそも開始時期の指定があるのは他国も一般的なのでしょうか?分かりますか?
その点は、次回以降誰かしらのブログで触れていきたいと思います。

「そんなこと把握しても内定には何にも意味ないじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、そう思った学生は企画やコンサルやマーケティングの仕事には一切向いてません。そのことをダイレクトに聞かれることは無いかと思いますが、それを理解していることが、話の土台になったりするわけです。


代表取締役社長 大谷内

2015年5月11日月曜日

コダワリインターンのブログを読んで思ったこと

大手から引っ張り凧の就活生の宮崎です。

私は途中から加わった新参者ですが、新参者の視点で当ブログを読んだ感想を2点ほど取り上げたいと思います。


1, インターン生ごとに全く異なる作業領域

例えば、米沢さんの記事では、某外資系コンサルティングファームのパートナーの方に対してプレゼンを行ったということが書かれていたり、堀口の記事では「特定事業再編計画」の資料作成について書かれていました。ちなみに、「特定事業再編計画」が何なのか私は未だに分かりません。当然資料の内容に関してもチンプンカンプンです。(苦笑)

ここで気付くことは、こだわりのインターンに画一的なタスクは無いということです。つまり、それぞれの能力などに応じて、必ず何らかの意図のあるタスクが与えられるということです。今回のブログを作るにあたって、他のインターン生のタスクと照らし合わせて、自分のタスクの意図は何なのかを考え直す良いきっかけになりました。


2, 記事の中におふざけ(?)もある中、必ず何か学んだことが書かれている

一番良い例だと思うのは、安積さんの記事です。
当記事では、ガールズバーとキャバクラで楽しんだというお話です。この2つのワードを聞いて「なんて羨ましい経験なんだ!」という浅はかな考えしか出来ない私とは違い、安積さんはそういった夜のお店でも、単に楽しむだけでなく「社会人としてのたしなみ」を学ばれていたようです。他のインターン生の記事からも伺えますが、このようにして様々な経験を通して失敗しながらも、何かを着実に学んでいるようです。



今回も真面目な論調のブログになってしまいましたが、私も夜の席から大きな学びを得たことがあります。次回は、その点について触れたいと思いますので、宮崎の活躍、乞うご期待ください!


青山学院大学 4年生

2015年5月7日木曜日

築地で海鮮ドン

こんにちは。大学生活もあと一年となってしまった堀口です。
本日は、私堀口がグルメ通ということで、初のグルメブログを書きたいと思います。

コダワリ社は、銀座にあるので、インターンの際には、おいしい銀座ランチを食べることができます。
銀座には、数々のおいしい食事があるので、紹介したいと思いますが、今日は絶品だった築地ランチについて書きたいと思います。

インターン生が、ホームページ作成を頑張ったご褒美も兼ね、築地に連れていっていただきました。(メインで一番頑張った丹羽君は不運にも不在でした()

築地といえば、海鮮ということで、海鮮丼屋さんに連れていってもらったわけですが、我々インターン生は、究極の選択に迫られました。1000円を切る海鮮丼と1900円の海鮮丼です。以前、宮崎君が夜のお店でやらかし、掃除をさせられた経験から、私と溝口君は暗黙の了解で、安い方を選ぼうとしましたが、なんと一番おいしそうな(高い)本マグロ丼を頼んでOKとなりました。



やはり築地ということもあり、マグロは口の中に入れたらとろけそうなほど、脂がのっていました。マグロ三昧でしたが、飽きるどころか、あと3杯くらいはいけそうな勢いでした。


グルメブログを載せていってもつまらないと思いますので、これぐらいに留めておきます。ダイエット中の方はこだわりインターンはお気をつけください。

一橋大学4年生 堀口(最近床ドンで忙しい)

2015年5月4日月曜日

ホームページ作成作業 2/2

前回”HP作成で辛かったこと”に続き、今回は”そこから得たこと”について触れていきたいと思います。

大きくマインド面とスキル面で分類されます。

■マインド面
・モチベーションの源泉の重要性
・相応の仕事を完遂させるという成功体験
・会社に貢献できたという自負(単純に褒められてうれしかった)

■スキル面
・思考力
・誰に何をどう伝えるかと言った視点
・試行錯誤の重要性
・ITスキル(+デザインスキル)


上記の中でも、特に私の中では「モチベーションの源泉の重要性」が印象的なので、それについて詳細に述べたいと思います。

わかりやすく表現するのは難しいのですが、端的に言うと「人のために働く」ということです。仕事には色々なジャンルがあり、特に今回のHP作成の作業は、試行錯誤を幾度となく繰り返す必要があり、当初私の中にあった自己成長というモチベーションだけでは続かなかったと思います。

スキルの向上に貪欲なのは良いのですが、それだけを追求してしまうと、会社組織ましてや新入社員は生き残れないのではないでしょうか。よく新入社員が○ヶ月で辞めたといわれるのもこれに紐づくのかなと考えております。

話が若干それてしまいましたが、自己成長以外のモチベーションを持つため、私は何のために働くのだろうと改めて考え直しました。たどり着いた答えは一つで、「自分の仕事を通して喜んでくれる人の為に頑張ろう」ということです。そうすれば、なんでも意欲的に取り組め、それを全力で楽しみ、没頭することができるのだという考えに至りました。

当ブログを読まれている学生の方々も働き始めると、多くのやりたくない仕事にぶつかると思います。しかし、先ほど述べたような「自分本位的なものではなく、他者に寄与する姿勢」があれば、そのような状況も乗り切れるのだと思います。その姿勢が人を喜ばせ、結果いつの間にか自分の成長に繋がっていくのだと思います。おそらく、この思考の転換がなかったら私はHP作成を途中で投げ出していたことでしょう。


最後になりますが、こだわり社の経営理念も私が至った考えと同様に、「日本の幸せを量産する(GNHの量産にこだわる)」ということで、これには仕事を楽しみ、相手も楽しませ・感謝されるという想いが込められています。臭い話しではありますが、私は人を幸せにするために働くということを心に誓いました。

お読み頂きありがとうございました。


東京理科大学3年生 丹羽